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スーパーボウル

いやー、観ましたか皆さん!
…最近冒頭はこのパターンばかりですが気にしないで下さい。

はい、本日はNFLの頂点を決める一大スポーツエンタテインメントイベント、「第40回スーパーボウル」がデトロイトで開催されたのであります。

ビジターという形で乗り込んだのは、シアトルに本拠地を置くシーホークス。
シーホークスは今季ホーム開催試合で無敗という快挙をなしとげて勝ち上がってきました。

迎え撃つはピッツバーグをホームタウンにするスティーラーズ。
こちらは対照的にアウェーでの試合で無類の強さを発揮して、なんとNFL史上初めて第6シードからスーパーボウルに進んできたチームです。

とここまで書いて「第6シードだからってなんのこっちゃ?」と思われる方も多いことでしょうから、さらっと簡単にご説明。

NFLに所属するのは全32チーム。
これが16チームずつNFCとAFCの二つのカンファレンスに分かれ、まずは16試合を戦います。これがレギュラーシーズン。
このレギュラーシーズンでのそれぞれのカンファレンスの成績上位6チームがプレーオフに進出してカンファレンス内での優勝チームを決め、その優勝チーム同士がスーパーボウルで対決するのです。

プレーオフはトーナメント方式。
成績上位2チームは第1シード・第2シードとなり一回戦は免除。上位の特典ですね。
3位以下の4チームがまずは緒戦を戦うわけなのですが、ここでも成績順の特典が。
それぞれの組み合わせの上位チームのホームで試合が開催されるのです。

Jリーグやプロ野球に慣れている方は「ホーム開催って言っても、それほど特典にはならないじゃん」と思われることでしょう。
ところがNFLにおけるホームアドバンテージは超強烈なのです。

アメフトは戦術スポーツです。
数百通りのフォーメーションと攻撃パターンがあり、それを攻撃前の「ハドル」と言われる簡単な打ち合わせでチームに浸透させてから攻撃開始。
この攻撃開始の合図も声で行います。

ホームの観客は、アウェーチームの攻撃の際に「クラウドノイズ」と呼ばれる大声を出し続けてこれらの打ち合わせや合図を聞こえにくくするという、非常〜に卑怯な合理的な手段でホームチームを後押しすることが出来るのです。

え?「声が静まるまで待てばいいじゃん」?
いやいや、アメフトは攻撃開始までの時間制限があるのです。
例え戦術が全員に伝わりきらなかったとしても、時間がきたら攻撃を開始しなければならんのですよ。

これがNFLにおけるホームゲームの圧倒的優位性。
観客が勝敗にここまで大きく関与できるスポーツも珍しいですよね。
う〜ん、Jリーグでも活用したいなあ。

とまあ話がだいぶ長くなってしまいましたが、プレーオフ進出チーム中最下位のスティーラーズが不利なアウェーゲームを勝ち抜いてカンファレンス優勝を果たしスーパーボウルに進出してきたという事実の、インパクトの大きさをお分かりいただけたのではないでしょうか。

試合はスティーラーズがその勢いのまま勝利。
第6シードチームがスーパーボウルで優勝するのももちろん史上初。
いやー、面白かった。


なお、来週13日はNFLのオールスターゲーム「プロボウル」が開催されます。
またもやNHK-BS系での放映となりますので、興味のある方は是非!

2006年02月06日

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